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【ネコでもわかるGoogleAI】Geminiの画像生成・編集AIモデル「Nano Banana」を使ってみよう【後編】

           
この記事でわかること
・Geminiの高性能画像編集モデル「Nano Banana」と従来の画像生成の違い
・AI画像生成を使用する際の注意点

前回のあらすじ
学校の先生であるネコ先生は、同僚のイヌ先生からGeminiの高性能画像編集モデル「Nano Banana」の使い方を教わり、手書きのイラストをAIで編集しました。

前編はこちら





3. Nano Bananaと従来のGemini画像生成を比べてみよう


  そういえば、高機能とかなんとか言っていましたけど、結局Nano Bananaって何がすごいんですか?

 原画をなぞって清書したり着色したりと、ネコでもギリギリできそうな処理しかしてもらっていないので、イマイチすごさがわからないです。

 じつは、その「なぞる」のような処理こそが、従来の画像生成AIが苦手としていたことで、Nano Bananaの強みなんです!

 Nano Bananaを使用した場合と不使用の場合で生成結果を比較してみましょう。


~Nano Banana使用~



~Nano Banana不使用~


 Nano Banana使用の方が原画に忠実ですね。

 Nano Bananaの最大の強みは、一貫性のある部分編集です。人物やキャラクターの特徴を維持したまま、服装、背景、色、ポーズなど特定の部分だけを編集することを得意としています。これは従来の画像生成AIが苦手としていたことでした。

 キャラクターの特徴を維持したまま、このように新しくイラストを生成・編集することもできます。



~Nano Banana使用~


 あ、この記事のサムネイルですね。

 ちなみにNano Bananaを使用せずに同じように命令した場合、このようになりました。



~Nano Banana不使用~




 こちらも上手く描けてはいますが、表情やポーズなど命令していない部分も意図せず変わってしまっていますね。途中でクッションが腹巻き?に変わっていますし…。

 Nano Bananaのもうひとつの強みとして、従来の画像生成AIで起こりがちだった不自然な合成を克服し、自然なシーン合成を得意としています。

 Nano Bananaには他にも、従来の画像生成AIよりも高速な画像処理や、複数の画像やテキストを組み合わせた多様な画像生成が得意などの特長があります。





4. Nano Bananaを使用する際の注意点


 Nano Bananaを使用するのに、お金はかかるのでしょうか。

 2025年11月現在では、Nano Bananaの利用条件に有料ライセンスが必要等の情報はありません。個人アカウント(@gmail.com)やGoogle for Education(教育機関向け)のアカウントで追加料金なく使用できます。

 ただし、組織設定によって特定のアプリケーション(GeminiやGoogleフォトなど)へのアクセスがブロックされている場合、Geminiの画像生成自体が使用できない場合があります

 Nano Bananaを使用するにあたっての注意点はありますか?

 Nano BananaやGeminiに限らず、画像生成AIを使用する際は、規約や設定により投入する画像がAIモデルの学習に使われる可能性があることに留意してください。

 具体的には以下の内容を守りましょう。
========================================================================
個人情報機密情報を含む画像やデータを使わない。
児童生徒の写真や、AIに使用する許可を得ていない他人が映っている写真を使わない。
・児童生徒の作品データや、作品が映っている写真を使わない。
・その他、第三者に公開されると困る画像やデータを使わない。
・生成AIを使用する前に組織のルールを確認し、遵守する
========================================================================

2025/12/8 追記
Gemini for Education(学校組織のアカウント)では、Enterpriseグレードと同等のデータ保護が保証されているため、投入データはAIモデルの学習に使用されません
詳細はこちら(Geminiアプリ公式ヘルプページ)
しかし、技術的な問題とは別に、組織のガイドラインが定められていることがほとんどです。
個人情報や作品データの投入時は、所属の学校や自治体のルールを確認してください

また、個人のアカウント(@gmail.com)では、設定やライセンスによって投入データがAIモデルの学習に使用される場合があります。
データ投入前に、使用しているアカウントが個人のアカウントではなく組織のアカウントであることをよく確認しましょう


また、著作権侵害についても注意が必要です。

 生成された画像が既存の著作物と酷似している場合、著作権侵害にあたる可能性があります。また、AIの学習データに著作権を侵害している素材が含まれている場合も、侵害と判断されるリスクがあります。

 画像生成AIで生成した画像を使用する際は、成果物が著作権を侵害していないかよく確認したうえで、使用場面と公開範囲に注意しましょう



前編はこちら

この記事のまとめ
・Nano Bananaは従来の画像生成AIと比べて、人物やキャラクターの特徴を維持したまま一貫性のある画像編集が得意。
・組織設定によって、Nano Bananaを含むGemini画像生成ができない場合がある。
・AIとの会話の内容はAIモデルの学習に使用される可能性があるため、投入する画像やテキストが個人情報や機密情報に該当しないか確認する。
・画像生成AIを使用する際は、著作権侵害に気を付ける。

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